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ハウスメーカー比較ポイント

ハウスメーカー選びで失敗しないための比較ポイントや、ハウスメーカーと工務店の違いを解説します。

ハウスメーカー比較ポイント

ハウスメーカー選びの重要性

注文住宅を建てる際、どのハウスメーカーや工務店を選ぶかは、家づくりの成否を大きく左右します。 家は一生に一度の大きな買い物。理想の家を実現するためには、自分に合った住宅会社選びが欠かせません。 ここでは、ハウスメーカーを比較する際の重要なポイントを解説します。

ハウスメーカーと工務店の違い

まず、「ハウスメーカー」と「工務店」の違いを理解しておきましょう。 それぞれに特徴があり、どちらが良い悪いではなく、あなたの希望や予算に合った選択が重要です。

ハウスメーカー工務店
規模全国展開の大企業が多い地域密着の中小企業が多い
工法独自の工業化住宅(プレハブ、ユニット工法など)在来工法(木造軸組)が多い
価格帯坪70〜120万円程度坪50〜80万円程度
デザイン規格化されたプランの中からのカスタマイズ一からの自由設計が可能
品質管理システム化された品質管理職人の技術力による
アフターサービス長期保証制度が充実会社によって差がある
コミュニケーション組織的な対応直接社長や職人と話せることも

主な大手ハウスメーカーの特徴

大手ハウスメーカーには、それぞれに強みや特徴があります。 ここでは、代表的なハウスメーカーの特徴を簡単にご紹介します。 (※あくまで一般的な特徴であり、最新情報は各社公式サイト等でご確認ください)

積水ハウス

強み:制震システム「シーカス」、高い耐震性能、「5本の樹」計画など環境配慮型設計
主な工法:鉄骨造、木造
価格帯:坪80〜120万円程度

大和ハウス工業

強み:豊富な建築実績、高い耐震性能、IoT住宅の先進性
主な工法:鉄骨造、木造
価格帯:坪70〜100万円程度

住友林業

強み:天然木にこだわった「木の家」、自社林からの木材調達、デザイン性
主な工法:木造(ビッグフレーム構法)
価格帯:坪80〜130万円程度

セキスイハイム

強み:工場生産によるユニット工法、短工期、高気密・高断熱
主な工法:鉄骨ユニット工法
価格帯:坪70〜100万円程度

ミサワホーム

強み:独自の「GENIUS」工法、高い耐震性能、自由度の高い間取り
主な工法:木質パネル工法
価格帯:坪70〜110万円程度

パナソニックホームズ

強み:高い気密性・断熱性、先進的な住宅設備、スマートハウス技術
主な工法:鉄骨造
価格帯:坪80〜120万円程度

ハウスメーカー比較の重要ポイント

住宅会社を比較する際には、以下のポイントを重点的にチェックすることをおすすめします。

1. 構造・工法

住宅の基本となる構造や工法は、耐震性や耐久性、間取りの自由度などに大きく影響します。 木造、鉄骨造、RC造など、それぞれの特徴を理解し、自分の希望する家づくりに合った 構造・工法を提供しているかを確認しましょう。

2. 性能・品質

住宅の性能は、長く快適に住み続けるために重要です。 耐震性、断熱性、気密性、耐久性、防音性などの基本性能や、 第三者機関による性能評価、品質管理体制などをチェックしましょう。

3. デザイン・間取りの自由度

自分のライフスタイルに合った家を実現できるかどうかは重要なポイントです。 標準プランのカスタマイズ範囲や、完全自由設計の可否、 デザイン性の高さなどを確認しましょう。

4. コスト・見積りの透明性

総予算内で理想の家を実現するためには、コストの透明性が重要です。 見積もりの詳細さ、オプション価格の明確さ、 追加工事が発生する可能性などを確認しましょう。

5. アフターサービス・保証

家は建てた後の長期サポートも重要です。 定期点検の頻度や内容、保証期間や保証範囲、 リフォーム対応などのアフターサービス体制を比較しましょう。

6. 対応力・コミュニケーション

家づくりは長期にわたるプロジェクトです。 担当者の対応の丁寧さ、質問への回答の的確さ、 連絡の迅速さなどのコミュニケーションの質も重要な比較ポイントです。

7. 施工実績・評判

過去の施工実績や顧客の評判も参考になります。 モデルハウスや完成見学会、顧客の声などを通じて、 実際の建築事例や満足度を確認しましょう。

住宅会社比較のための情報収集方法

1. 住宅展示場の訪問

複数のハウスメーカーのモデルハウスが集まる住宅展示場は、 各社の特徴や違いを実際に見て比較できる絶好の場所です。 建物の質感や空間の雰囲気を体感し、担当者の対応も確認できます。

2. 完成見学会への参加

実際に建てられた住宅を見学できる完成見学会は、 モデルハウスよりもリアルな住まいの様子を知ることができます。 オーナーの生の声を聞ける場合もあります。

3. 複数社からの資料取り寄せ

各社のカタログやパンフレットを取り寄せて比較することも有効です。 基本情報や標準仕様、価格帯などを整理して比較検討しましょう。

4. 住宅会社への個別相談

気になる住宅会社には、個別に相談に行きましょう。 あなたの希望や予算に対して、どのような提案をしてくれるか、 対応の丁寧さや専門知識の深さなどを確認できます。

5. スーモカウンターの活用

スーモカウンターでは、中立的な立場から複数の住宅会社を比較検討できるサポートを 無料で受けられます。あなたの希望や予算に合った住宅会社を紹介してもらえるので、 効率的に比較検討を進められます。

住宅会社選びで失敗しないために

  1. 焦らず、複数社を比較する: 最低でも3社以上の住宅会社を比較検討しましょう。初めに出会った会社だけで決めると、 後から「もっと良い会社があった」と後悔することも。
  2. 同じ条件で見積もりを取る: 各社の見積もりを公平に比較するために、同じ条件(延床面積、仕様など)で 見積もりを取ることが重要です。
  3. 標準仕様と追加オプションを確認する: 見積もりに含まれる標準仕様と、別途費用が必要なオプション項目を しっかり確認しましょう。
  4. 担当者との相性も重視する: 家づくりは長いプロジェクト。技術力や価格だけでなく、 担当者との相性や信頼関係も重要な選択基準です。
  5. 契約前に細部まで確認する: 契約内容、特約事項、解約条件なども含めて、 契約前にすべての条件を確認しましょう。

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